不動産を贈与したいのですが、どのような手続きをすればよいのでしょうか。

 

土地・建物などの不動産を贈与する場合の手続きは、下記のとおりです。

  1. 贈与契約書の作成
    贈与者と受贈者との連名で、贈与する不動産を明記した契約書を作成します。
    後日の紛争を防止するためにも、氏名は自筆で署名し、実印を押印しておくことが望ましいです。
  2. 法務局で名義変更登記
    贈与不動産の管轄法務局で受贈者への名義に変更する登記手続きをします。
    その場合、下記の書類が必要となります。

    • 贈与契約書
    • 贈与不動産の登記済権利証または登記識別情報通知書
    • 贈与者の印鑑証明書
    • 受贈者の住民票
    • 固定資産評価証明書
  3. 税務署へ贈与税の申告
    贈与を受けた翌年の3月15日までに、贈与を受けた人の住所地の税務署に贈与税の申告をするとともに、贈与税の納税をします。
    贈与税を計算する場合の贈与財産の評価額は、土地は路線価方式または税率方式 建物は固定資産税評価額 です。

 

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